3日目・12月29日(金)
鳥取−智頭−津山−岡山−児島−児島ボートレース場−鷲羽山第二展望台−児島−岡山

 鳥取のホテルを7時くらいにチェックアウトし、駅で朝食用の駅弁を買い(ホテルで軽く食べてはきたが)7:23発の智頭行きの
普通列車に乗車、その車内が空いてきてから駅弁を食べました。ちなみにこの日の岡山までの移動を直通の特急『スーパー
いなば』ではなく普通列車で津山経由にしたのは、普通列車でのローカル線の旅をしたかったのと、『スーパーいなば』でいい
時間に岡山に到着する列車が無かったからです。
8:11に智頭に着き、8:15発の津山行きの1両編成の普通列車に乗車。
意外だったのは、1両編成とはいえ意外と(自分が思っていたよりは)多くの乗客がいたこと。しかも特急の通らない津山に
行く人ではなく、津山で乗り換えて岡山まで行く人が多かったことです。
9:24に終点の津山に到着。津山で下車したのは初めてです。まだ智頭急行が無い頃(=特急『スーパーいなば』が無い頃)に
急行『砂丘』で通ったことなら一度だけあります。
乗り換え時間が20分あるので、少し駅の外にも出てみました。
ホームに戻り、9:44発の岡山行き快速『ことぶき』に乗車。智頭から乗ってきた1両編成の列車に比べると古くて地味な車両
ですが、これはこれでまたローカル線色が強くて好きです。
10:53に終点の岡山に到着。一旦改札を出て、コインロッカーに荷物を入れてから11:13発の高松行き快速『マリンライナー』
25号に乗車。今まであまり気にしていなかったのですが、岡山駅の瀬戸大橋線方面の列車の接近メロディーも『瀬戸の花嫁
』だったのですね! 高松駅の瀬戸大橋線方面の列車の接近メロディーが『瀬戸の花嫁』だったことは知っていましたが、岡山
駅もそうだったのかと思いました。ちなみにこの後行く児島駅もそうでした。

 11:35に児島に着き、駅前から無料送迎バスに乗って児島ボートレース場へ。ちなみに児島ボートレース場は瀬戸大橋を通
った時に何度か見ていて気にはなっていました。
ボートレース場に着き、入場ゲートの手前で予想紙を買おうとしたけど売り場はあるけど人が居ないではないか! 年末だか
ら休みなのか、それともこの日は既に売り切れたのか? 自分のような選手の名前も全く知らないような初心者(競艇歴こそ
10年くらいになるが)にとって予想紙はとても重要なのにどうやって予想すればいいんだ? でも入場ゲートを入ってすぐの所
に無料配布の出走表があり、それに選手の等級なども書いてあったので、むしろ何で今までわざわざ予想紙を買っていたの
かと思ってしまいました。
入場直後に第4レースが始まりましたが、腹が減っていたのでまずはレースそっちのけで食堂へ行き、岡山のご当地グルメで
あるデミかつ丼(600円)を食べました。第5レースは観戦だけで、第6レースから第9レースまで予想し、舟券を購入しました。


すると6レースから8レースまで3レース連続で3連単を的中させ、9レースは穴狙いだったので外したものの、トータルで3300円
のプラスとなりました。ボートレース場内ではその後、先ほどとは別の食堂で瀬戸内海名物のたこめし(330円)を食べ、無料
送迎バスで児島駅へ行き、児島駅前から15:30発の児島循環バス『とこはい号』に乗車。ところでこの日の天気、天気予報で
はこの日の岡山地方は1日中晴れマークのみだったので瀬戸大橋と夕日、夕焼けのコラボ写真を撮れることは確実だと思っ
ていたし、むしろ夕焼けが綺麗に出るには少しくらい雲が出てくれればいいななどと思っていたのですが、実際のこの日の
天気は太陽が見えることなど一度もない厚い雲に覆われた曇り空でした。逆に今どきこれほど大きく外れた天気予報は珍し
いと思いました。

 16時くらいに鷲羽山第二展望台に到着。年末だからなのか、この天気だからなのか、夕日の名所として知られる鷲羽山な
のにここで下車したのは自分1人だけでした。バス停から駐車場を通って徒歩数分の所に鷲羽山第二展望台がありました。
夕日が見えようが見えまいが夕暮れ時に三脚を使って瀬戸大橋を撮影するのですが、この場所からだと一番手前の橋の
全形が見えないので、別の場所から撮ろうと思いました。そしてこの場所へ来て初めて知ったのですが、鷲羽山第二展望台
から歩いてそれほど遠くない所に鷲羽山第一展望台があるそうだ。第二展望台のバス停はあるけどじゃあ第一展望台は
どこにあるんだ?と疑問に思っていたのですが、第二展望台から少し上って行った所に第一展望台がありました。

そこから更にもう少し行った所に鷲羽山の山頂がありました。山頂からは瀬戸大橋や児島の町がよく見えました。


瀬戸大橋の夕景を撮るにはこの場所がベストだと思いましたが、山頂は狭く三脚を使っての撮影は他の観光客の邪魔になる
事と、足場が悪く暗くなってからこの場所から下りるのは危険だと思ったため、第一展望台から撮影することにしました。
日が落ちてきて暗くなってきましたが、やはり厚い雲に覆われ夕日も夕焼けも見えませんでした。それでも瀬戸大橋を列車が
通過する時の橋の上下の光の帯の写真や児島の夜景の写真が撮れました。



 鷲羽山第二展望台バス停から17:57発の『とこはい号』に乗り、18:20に児島駅に到着。児島発18:40の快速『マリンライナー』
54号に乗り終点の岡山には19:03に到着。駅弁を1つ買い、コインロッカーから荷物を出し、歩いてホテルへ行きチェックイン
しました。腹が減っていたのでホテルで駅弁を食べて少し休んでから岡山駅方面へ。昨日、一昨日と海鮮関係は沢山食べ、
しかも2日とも居酒屋での夕食でかなり高上がりになってしまったので、今日の夕飯は出来るだけ安上がりさせたいと思って
いました。ボートレース場でデミかつ丼とたこめしを食べたので、特に岡山名物には拘らずに駅前の地下街と駅中を見て回っ
た結果、駅中の博多ラーメン店でラーメンを食べることにしました。
その後、駅の売店で明日買っていくお土産を見たりしてからホテルに戻りました。一昨日は鳥取県第2の都市・米子に、昨日
は山陰第2の都市で鳥取県最大の都市である鳥取に泊まりそれぞれ夜の街を散策したのですが、その2都市と比べると岡山
は都会だなと思いました。鳥取も思ったよりは都会だと感じたのですが、やはり政令指定都市でもある岡山は格が違うなと
思いました。

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