2017.6.28〜7.1
北海道(札幌、稚内、美瑛、中富良野、函館)
 昨年、北海道新幹線の新青森−新函館北斗間が開通し、その新規開通区間の乗車を最大の目的として、会社の連休を
利用して北海道へ行くことになりました。ライブ活動を始めるまでは毎年のように行っていた北海道旅行ですが、今回は自身
13年ぶりの北海道旅行となります。
当初の予定では3日目は函館で泊まり、最終日の4日目は函館でもっと色々な所を観光する予定でしたが、3日目に当初
から行く予定だった美瑛町の『四季彩の丘』に加え、一度行っている中富良野町の『ファーム富田』へもまた行きたいと
思い、3日目は札幌に泊まることとなり、4日目の函館は展望タワーが新しくなってからまだ行ってない五稜郭1本に絞ること
にしました。

1日目・6月28日(水)
自宅−長野−大宮−新函館北斗−札幌(藻岩山)

 前日は仕事が遅番だったのですが、色々とトラブルがあった関係で会社を出たのが翌朝(出発日当日)4時半頃で、帰り
にコンビニで朝食を買い、帰宅したのは5時ちょっと前でした。6:25頃には家を出なくてはいけないので、急いでシャワーを
浴び、朝食を食べてから準備を済ませ、母が駅まで送ってくれるというので送ってもらい、最寄り駅発6:39発の長野行き
普通列車に乗車。
8:05に長野に着き、新幹線との連絡改札口を通ろうとすると自動改札の扉が開きませんでした。すると、1ヶ月前に旅行
会社で取ってもらった新幹線の自由席特急券の日付が何故か6月10日になっていました。仕方ないので自由席特急券を
買い直し、新幹線ホームへ。(旅行から帰宅した翌日、その旅行会社へ行ってその分を返金してもらいました)
長野発8:24の『あさま』610号の自由席に乗車。平日・各駅停車ということもあり長野を出発した時には車内はガラガラの
状態でしたが、途中駅で徐々に増えていき、高崎に着く頃には半分くらいの席は埋まっていました。
9:46に大宮に到着。10:00発の新函館北斗行き『はやぶさ』11号の発着ホームへ行くと、この列車の指定席は全て
売り切れとのアナウンスがありました。こんなド平日なのに何故?と思いました。昨年の北海道新幹線開通直後、乗車率は
決して高くないというニュースを耳にしていたのですが。しかもはやぶさは全席指定なので、急用で北海道へ行かなくては
行けない人はどうするんだ!?と思いました。(『はやぶさ』には立ち席特急券もあるので、満席の場合でも大概は乗ること
ができるという事を帰りに知りました)

 大宮発10:00の『はやぶさ』11号の指定席に乗車。仙台(11:07〜08)を過ぎ、盛岡(11:47〜48)も過ぎ、昼時に
なり腹が減ってきたので、車内販売で駅弁を買いました。その駅弁は東京駅などで売られている駅弁のようでした。
列車は新青森(12:35〜37)に着き、いよいよ新規開通区間(=北海道新幹線)へ。途中、車内販売でいちごのアイスを
買って食べ、青函トンネルを時速140キロに抑えて走り、13:38に新函館北斗に到着。
札幌行きの特急北斗まで時間があるので、駅内や駅前をザッと散策することに。

  
新函館駅前(正面、反対側)

開業から1年以上経っていますが、駅前はほとんど何もありませんでした。特に反対側は一面の田畑でした。正面の方は
上越妙高駅の駅前と少し被って見えました。上越妙高駅は駅前にホテルさえもありませんが(前回行った時点では)、
この駅にはJRのホテルがあり、その1階にはコンビニもあるので、その点ではまだ新函館北斗の駅前の方が上だと思いま
したが、この旅行の帰りに新函館北斗駅の売店の土産の品揃えの少なさに嘆きました。

 それはともかく、駅のコンコースからガラス越しに新幹線ホームが見えるのはカッコイイと思いました。


 在来線ホームも見えます。


 そしてこれが新函館北斗駅の駅舎です。


 それからこの駅名に因み設置された『北斗の拳』の主人公・ケンシロウの銅像。もっと大きいのかと思っていましたが、
意外と小さかったです。


 14:11発の札幌行き『北斗』13号の指定席に乗車。途中駅からの乗車ということで、今回北海道内で乗る在来線の列車
の中では唯一指定席を取りました。ちなみに今回の旅行では『北海道フリーパス』を使うのですが、追加料金を払わなくても
6列車まで指定席を取ることができます。
この北斗の車内では3時間半のうちの半分以上は眠ってしまっていたと思います。篠ノ井線の普通列車や『はやぶさ』の
車内でも少し寝ましたが、やはり会社から朝帰宅し、家で一睡もしないまま出てきたので、疲れや睡眠不足は否めません
でした。しかも車内でうとうとしていると必ずと言っていいくらい仕事の夢、しかも良くない内容の夢を見てドキッとしました。
このところ仕事でトラブル続きだったのでそれが悪夢となり、気分転換のはずのこの旅行にも影響を与えているのでした。

 途中、車内販売でミルクのアイスを買って食べ、17:41に札幌に到着。13年ぶりに札幌駅に降り立ち懐かしく思ったのと
同時に、もう前回来てからそんなに経っているのかと思いました。だって13年といったら、小学校に入学してから中学、高校
に通ってそれ+1年もの年月が経っていることが信じられませんでした。自分の感覚的には前回北海道に来たのは6,7年
くらい前なのです。やはり歳をとると時の流れが早く感じると言いますからね。

 夜食用(?)の駅弁を買ってから歩いてこの日泊まるホテルへ。しかし少し迷ってしまい、途中からスマホで地図検索して
辿り着きました。家を出てから腹の足しになる食べ物は『はやぶさ』の車内で食べた駅弁1つだけだったので腹が減ってい
たので、ホテルでの休憩も程々にして、夕飯を食べに札幌駅へ。ちなみにホテルから札幌駅までは徒歩5分程度です。
13年前に北海道へ来た時に食べて美味しかった札幌の駅ビル内の回転寿司店へ行ってみると、18時半頃という夕食時
の混む時間帯ということもあり、外で待っている人が何人も居たので断念しました。そして、その前の15年前に来た時に
行った札幌駅前の地下街にある回転寿司店へ行ってみると、比較的空いていたのでそこで食べることに。その店には今
まで見たことも聞いたこともないニシンの握り寿司もあり、それも食べてみました。

 回転寿司店を後にして、札幌の夜景の名所である藻岩山へ行くことに。まずは大通まで行ってそこから路面電車に乗るの
ですが、札幌駅から大通、更にはその先のすすきのまで広い地下道で繋がっていて驚きました。自分の知る限りでは、前回
北海道に来た時にはそんな地下道はありませんでした。
地下鉄大通駅近くの西四丁目電停から札幌市電の内回りに乗ってロープウェイ入口電停へ。ここからロープウェイの駅まで
無料のシャトルバスも出ているのですが、自分はあえて歩いて行きました。バス待ちの列が出来ていたことはあまり関係あり
ませんが、歩いても10分程度だったので歩きたかったのです。
ちなみに今まで藻岩山には3回行って、3回とも山頂にガスがかかっていて夜景は見えませんでした。この時の天気は決し
て晴れてはいないけど、遠くから見た限りでは藻岩山にガスはかかっていませんでした。
そしてロープウェイとミニケーブルカー(前回来た時はリフトだった)を乗り継いで藻岩山の山頂へ。そして今回は4回目にし
て初めて札幌の夜景が見えました!
山頂の展望台は混んでいたので三脚を使っての撮影は断念しましたが、4度目にして初めて札幌の夜景が見れたので
感動しました。

 ミニケーブルカーとロープウェイで下に下り、路面電車で西四丁目へ。大通公園を少し散策して、コンビニで明日の朝食
などを買ってからホテルに戻りました。

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