2016.12.28〜30
和歌山(湯浅、高野山、九度山、和歌山電鐵)
 今回の旅行先に和歌山を選んだ理由は、寺好きの自分としては高野山へ一度行ってみたかったのと、
真田三代(昌幸、信繁、大助)が10年以上を過ごした九度山へ行ってみたかったからです。
また、当初の予定では1日目に和歌山電鐵に乗る予定でしたが、出発数日前になって貴志駅の猫の駅長が
水曜日と木曜日は居ないと知り、和歌山電鐵を最終日に変更し、1日目に時間に余裕が出来たため、せっか
く和歌山まで行くのだから海が見たいと思い、和歌山市から比較的近く、駅から海まで歩いて行けて観光する
ような所がある場所を探した結果、湯浅へ行くことになりました。

1日目・12月28日(水)
自宅−中津川−名古屋−新大阪−湯浅−和歌山−和歌山市

 最寄り駅発6:39の普通列車に乗り、8:47に中津川に到着。8:55発の快速列車に乗り、10:13に
名古屋に到着。新幹線ホームへ行き、ホームで立ち食いきしめんを食べるつもりでしたが、プレミアムキヨス
ク(ちょっと高級なお土産類を揃えたキヨスク)で売っていた松坂牛サンドが気になり、きしめんを諦めて松坂
牛サンドを買い、それを新幹線の車内で食べることに。
10:42発の『のぞみ』213号に乗り、11:33に新大阪に到着。当初の予定では新大阪から地下鉄御堂筋
線で難波まで行き、難波から南海特急『サザン』で和歌山市へ行くというルートでしたが、和歌山電鐵が3日
目に変更になり、1日目に湯浅へ行くことになったため、新大阪までの切符しか買ってなかったので一旦改札
を出て、券売機で湯浅までの乗車券と自由席特急券を購入。
電車の時刻までまだ時間があったので駅中の店を見ていたら、焼きたてステーキの弁当が気になったので、
ちょっと奮発して2千円くらいのを買いました。また、2万円する弁当も売られていました。
12:15発の特急『くろしお』11号に乗り、その車内でステーキの弁当を食べました。

 13:49に湯浅に到着。ちなみに和歌山県に来たのは2002年の年末以来14年ぶりです。
湯浅駅のコインロッカーに荷物を入れ、まずは生しらす丼を食べるために近くの食堂へ。湯浅はしらすの
名産地だそうなので、生しらす丼は食べようと決めていたのです。しかしネットで調べた店は昼の営業が
14時までなので、14時過ぎでも生しらす丼が食べれる店はないかと思っていたら、駅にあったパンフレット
に載っていたので、その中の一番近い店へ行くことに。ちなみにその店は14時半までだそうです。
14時くらいに店に入り、生しらす丼と刺身の盛り合わせを頼みました。
時季の関係もあるかもしれませんが、過去に沼津や江の島で食べた生しらすよりも鮮度が良くて歯応えが
ありました。

 店を出て湯浅を観光するために古い町並みのある方へ行きました。湯浅は醤油発祥の地だそうで、町内
には醤油や味噌の醸造元がいくつもあります。古い町並みを歩いていたら結構強烈な味噌の匂いが漂って
きて、味噌と醤油の町・湯浅の情緒を感じました。
 古い町並みに中には醤油造りの道具などを展示した入場無料の資料館のような蔵がありました。



 湯浅では2時間しか時間を取ってないので(別に遅らせることもできない訳ではないが)、もう少し他の通り
にも行ってみたかったが時間が無かったので、海の方へ行くことに。するとその途中、みかんなどの柑橘類
の無人販売所がありました。自分は決してみかんが大好きという訳でもないのですが、長野県ではみかんを
生産してないこともあり、みかんの産地へ行くとみかんが食べたくなるのです。また、山の斜面のみかん畑の
ある風景が好きで、電車で湯浅に来る途中、箕島駅付近の山の斜面にみかん畑があり、興奮していました。
この無人販売所ではみかんなどが1袋100円で売られていて、「まだ旅行の1日目だから荷物になるな」と
一度は断念したものの、「ホテルで食べればいいじゃん!」という結論に至り、みかんを1袋買いました。
ただ、これで100円では商売にならないと思い、ほんの少しだけど気持ちとして200円を入れました。

 そこから海の方向へ歩き、突き当りの防波堤の上に上って海の写真を撮影。遠くに四国も見えました。




事前に写真で見て行きたいと思っていた大仙堀という堀の上に土蔵が連なる場所には時間の都合と場所が
よく分からなかったために行けなくて残念でしたが、2時間という限られた時間の中で初めて降り立った湯浅
の地を楽しむことが出来ました。

 湯浅発15:52の普通列車に乗り、16:36に和歌山駅に到着。16:42発の列車に乗り、和歌山市駅には
16:49に到着。和歌山市駅まで来たのは初めてで、和歌山駅も何度か電車で通ったり乗り換えたりしたこと
はありますが、駅から出たことはありませんでした。
和歌山市駅から徒歩10分ほどのホテルまで歩いて行き、チェックインしてから部屋で少し休んでから18時頃
ホテルを出て、徒歩5分ほどの所にある和歌山ラーメンの店へ。和歌山ラーメンは何年も前に東京で一度
だけ食べたことがありますが、本場で食べるのは初めてでした。
まだ時間的にやや早かったせいか、この店に居る間に他の客は1人も来ませんでした。
この後は和歌山駅前(和歌山駅と和歌山市駅とは鉄道で3.3km、直線で約2.3kmほどの距離)にある和歌山
ラーメンの有名店へ行くのですが、まだ食べたばかりで腹が減ってないので、和歌山城へ行ってみることに。
この時間(18時半過ぎ)でも堀の内側にも行け、天守閣のすぐ近くまで行くことも出来ました。
 結果的に和歌山城の堀の外側の道路を約1周し(するつもりは無かったが、堀の外側へ出た時に現在地を
勘違いしていた)、歩いて和歌山駅を目指しました。最初は和歌山市駅から電車で行くつもりでしたが、
和歌山城から和歌山市駅までは歩いて10分以上かかり、和歌山駅までは歩いても2,30分で行けると思
い、歩いて行くことに。
そして約20分ほどで和歌山駅に到着。最終日に和歌山駅でお土産を買っていくので、その下見として駅ビル
内の土産屋でお土産を見てから、駅から徒歩5分ほどの所にある和歌山ラーメンの有名店へ。時間は20時
前で多少の行列は覚悟していたのですが、意外にもすんなり着席することができました。その店でラーメンと
共に、和歌山ラーメンと一緒に頼む定番だという鯖寿司を頼みました。
この店の麺は先ほど行った店の麺と比べかなり細かったです。

 その後、和歌山駅前のコンビニで明日の朝食と手袋を買ってから、和歌山市駅まで電車に乗り、ホテルに
戻りました。ちなみに手袋を買ったのは、高野山は寒いので家から手袋を持参するつもりでいたのですが
忘れてしまい、この日は決してそれほど寒かった訳ではないのですが湯浅や和歌山市内を素手で歩いている
うちに手が荒れて、ひび割れて血が出てきていたのです。

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