2012.7.14〜16
東北(青森、秋田、山形)
 昨年の九州に続き、今年の夏の旅行も新幹線の新規開通区間に乗ることを最大の目的とした旅行をすることに
なりました。
今回の目的地は東北。一昨年12月に八戸−新青森間が開通して以来、新規開通区間にまだ乗車していなかっ
たため、その乗車を目的とした旅行です。また、山形新幹線の新庄延伸から何年も経っていますが、そちらも延伸
後にまだ乗車してなかったため、山形も旅行コースに入れました。

1日目・7月14日(土)
自宅−塩尻−東京−新青森−青森(アスパム、八甲田丸)

 近所のコンビニで朝食を買ってから最寄駅へ行き、そこから普通列車で塩尻へ。6:13に着き、6:17発の
『あずさ』2号に乗車し、その車内で朝食を食べました。東京駅直通なのでこの列車を選んだのですが、この列車
はとにかく停車駅が多いです。また、これは全列車共通なのですが、東京都内へ入ってからのスピードが遅くて
イライラしますね。複々線にも拘らず、列車の本数が多過ぎるため、特急でもノロノロ運転になってしまうのです。
9:27に東京駅に到着。一旦改札を出て、リニューアルされた丸の内口の駅舎を撮影しようと思ったのですが、
新青森までの乗車券で自動改札を通れなかったため断念。駅員の居る改札だったら途中下車出来たかもしれな
いけど、時間もあまり無かったのと、駅員に見せるのも何か面倒だったのでやめました。
ところで、何故自動改札を通らなかったのだろうか? 多少の重複区間(神田−東京)があるためか?

 東京発9:56の『はやて』21号(はやぶさ型車両)に乗車。大宮までは上越・長野新幹線と共用で本数が多いた
め、在来線並みの速度で走行。大宮から先は新幹線の本領発揮のスピードで走行しました。
11:37に仙台に到着。東北旅行でありながら、今回の旅では仙台は素通りなのです。仙台は自分の大好きな街
の1つなので寄りたかったのですが、青森と山形がメインの2泊3日の今回の旅では、仙台に寄ることを断念せざ
るを得なかったのです。
12:22に盛岡に到着。盛岡では併結されてた秋田新幹線『こまち』の切り離し作業のため、4分間停車するので、
その間に駅弁を買いに行こうと思っていました。すると、盛岡駅のホームで駅弁を売っていませんでした。東北新幹
線が八戸まで開通して間もない頃、盛岡駅のホームで宮古駅の駅弁を買ったことがあるんですが…。
腹が減ってたので車内販売で何か買って食べることも考えましたが、青森へ行ってから色々と食べたい物があっ
たので、青森のホテルに着く14時過ぎまで我慢することにしました。
八戸から先の区間は今回初めて乗車したのですが、八戸を出発した直後に競輪のコースを彷彿させる傾斜のつい
たカーブがあり驚きました。新幹線であれだけ車体が傾いたのは恐らく初体験です。

 13:19に新青森駅に到着。新青森駅に降り立った印象としては、ホームが狭いと思いました。東北新幹線の
終着駅であり、数年後には北海道新幹線の始発駅にもなる重要な駅なのに、その割にホームが狭くて「あれ?」
と思いました。

青森行きの在来線の普通列車の時間まで少し余裕があったので、一旦駅の外へ出てみました。駅前は閑静な
住宅地で、新幹線開通から1年半経っているのだから大型店でも出来ているだろうと予想していたのですが、
少し予想外でした。ここから徒歩10分くらい行った所の国道沿いには色んな店があるのですが。
新青森駅で駅弁を2個買い、13:42発の列車に乗り、青森着13:48。十数年ぶりの青森駅で懐かしかったです。
青森駅から歩いてホテルへ。この日宿泊するホテルまでは駅から徒歩15分ほどかかります。青森には何度か来
たことがありますが、昼間に青森の街を歩いたのは初めてかもしれません。高校時代、ねぶた祭りの期間中に
2回、十数年前の冬に1回来てますが、夜到着して朝出発したので。

 14時過ぎにホテルにチェックインし、駅弁を1つ食べ、少し休んでから市内観光へ。まず向かったのは青森県
観光物産館『アスパム』。アスパムへ来たのは高校の時以来です。
青森土産を少し見てから、りんごソフトを買って食べました。私はソフトクリームが好きなので、旅行先では必ず
ご当地ソフトを探します。アスパム内の他の店ではホタテソフトも売られていましたが、どう考えても美味しそうには
思えず、長野県内でも何度か食べたことのあるりんごソフトを食べることに。長野県内で何度か食べたりんごソフト
は、ソフトクリームというよりは若干シャーベットに近いような食感でしたが、ここで食べたりんごソフトは普通の
牛乳ソフトにほんのりと林檎の風味がするソフトクリームでした。また、このりんごソフトはカップタイプで、下には
林檎の果肉やシリアルが入ってました。
その後、エレベーターで最上階の展望室(有料)へ。展望台からは青森市内や下北半島などが一望できました。

 アスパムを後にして、市場を目指しました。その市場では、ご飯の上に好きな刺身を乗せてお好みの海鮮丼が
食べれるという事なんですが、その市場の場所がよく分からず、結局、ビルの地下に入っている他の市場内の
食堂で三色丼(ウニ、イクラ、ホタテ)を食べました。三食丼も美味しかったですが、一緒に出てきた海老の頭が
入った味噌汁が、良い出汁が効いてて美味しかったです。

 市場を後にして、次は青函連絡船メモリアルシップ『八甲田丸』へ。青函連絡船の記念館(記念船?)といえば、
函館の摩周丸へ行ったことがあり、そこでかなり真剣に見入ってしまったため、今回の青森では、八甲田丸には
絶対に行こうと決めていました。
八甲田丸の船内では、現役時代に実際に使われていたグリーン席に座れたり、列車の車両が積まれている車両
甲板が見れたり、煙突の上の展望台へ行けたりと、大満足の内容でした!
 

 青森駅から18:09発の列車に乗って、18:14に新青森駅に到着。再び新青森に来た目的は、お土産を買って
発送するのと、駅の近く(徒歩10分くらい)にあるネットカフェへ行くためです。まずは駅の土産店でいちご煮、ウニ
缶、ホタテ缶、八戸せんべい汁などを買って発送。それからネットカフェへ行き、2時間ちょっとの間、ネットをしたり
雑誌を読んだりして寛ぎ、新青森発21:38の列車に乗って青森着21:44。途中のコンビニで夜食を買ってから
ホテルへ戻りました。

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