3日目・7月1日(木) 高松−徳島−阿波山川−阿波の土柱−阿波山川−阿波池田−高知 ホテルを7時半過ぎに出て、タクシーで高松駅へ。列車の発車時刻(8:23)までまだ時間があったので、 |
![]() 高松城跡のお堀とホテルクレメント高松 |
その後、高松駅前の海水池に足を止めたりして、高松駅のホームへ。朝食としてホームの立ち食いうどんを 食べました。やはり高松駅へ来たらこれを食べなくては! ただ、昨晩の「たこ天うどん」の感動があったので、 駅の立ち食いうどんとしてはかなりレベルの高い高松駅のうどんも、今回はあまり感動はありませんでした。 折り返し8:23発「うずしお」3号となる「うずしお」4号が入線してきたんですが、2,3両編成のイメージがあった |
![]() 眉山ロープウェイの乗り場 |
ロープウェイ乗り場へ行くと、15分に1本しか出てないロープウェイに僅かな差で乗り遅れ、15分待つことに。 ここのロープウェイは小さなゴンドラ(定員15名)が2台セットになった双子型ゴンドラです。この日は梅雨時の 平日とあって、10:15のゴンドラは自分の他にもう1人だけで、1人で1台のゴンドラを独占できました。ちなみに もう1人の人は観光客ではなく、眉山の山頂の施設で働いている人のようでした。 梅雨時なので雨降りも覚悟していましたが、この時季としては珍しく晴れ間も覗く天気で、梅雨時にしては今回の 旅は天気に恵まれてるなと思いました。しかも雨だったら景色もよく見えないだろうと思う眉山へ行く時もそれなり の天気になって本当に良かったです。山頂の展望台からは徳島の市街地や吉野川などが見えました。 |
![]() 徳島市街地 |
ロープウェイで下に戻り、昼食を食べるため徳島ラーメンの有名店へ。でも、高松駅でうどんを食べ、「うずしお」 の車内で駅弁を食べ、それからまだ2時間半しか経っていなかったので、あまり腹は減っていませんでした。 それでも徳島ラーメンはまだ一度も食べたことがなかったので、食べてみたかったのです。 この時は平日の11時過ぎとあって店内はまだそれほど混んでいなかったけど、12時過ぎや休日などには行列 も出来るほどの人気店だそうです。自分は徳島ラーメンの一般的なスタイルだという生卵のトッピングで注文しま した。 |
![]() 徳島ラーメン |
徳島ラーメンのスープはすき焼き風だと聞いてましたが、実際食べてみるとそうでもありませんでした。(店によ って違いがあるとは思いますが) スープは比較的味噌味に近い味に感じました。 駅に戻る途中、川辺に整備されてる遊歩道へ行ってみました。 |
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この橋の下には川の水面よりも低くなっている箇所があり、そこに窓が設置されていて、満潮時には川の中の 魚などが見れるそうです。この時は干潮に近い時間帯だったようで(高松に続き)、水面は窓よりも下にありまし た。 徳島駅に着き、列車の発車時刻までまだ時間があったため、地下の土産屋で徳島土産を見て、その後ホーム へ行き、駅弁の「阿波地鶏弁当」を購入。まだ腹がいっぱいなので、すぐには食べません。徳島駅は一度駅弁が 無くなり、何年もの間駅弁の無い駅でしたが、何年か前にまた駅弁が復活したのです。その中の代表的な駅弁 がこの地鶏弁当だということで、徳島で駅弁を買うことは最初から決めていました。 ちなみに、徳島駅に駅弁が存在しなかった時期も、駅弁とは認められていなかったけど、徳島駅の売店で弁当が 売られていて、それを買ったことがあります。「鳴門小鯛寿司」という弁当で、その掛紙にはただ「寿司」とだけ書 いてありました。それを買ったのはもう10年以上前ですが、まだその弁当が売られているか見てみたら、全く同じ 弁当こそなかったものの、同じ掛紙のかかった別の弁当が売られていました。 徳島発12:01の「剣山」5号に乗り、阿波山川へ(12:34着)。ここは阿波の土柱の最寄り駅ですが、バスは 出ていないため、タクシーで土柱へ。この駅で荷物をコインロッカーへ入れるつもりでしたが、この駅にはコインロ ッカーがありませんでした。コインロッカーどころか、この駅はホームが1面のみの無人駅で、そんな駅が特急の 停車駅だとは! 土柱まではタクシーで片道2千円ちょっとかかりました。土柱にもコインロッカーはなかったので、着替えなどの入 った大きな荷物を持ったまま土柱の展望台へ。以前あるテレビ番組の中で徳島県出身のある有名人が阿波の 土柱の事を「スケールが小さい」と言っていたけど、全くそんな事はありませんでした! あの奇怪な風景が目の 前に広がり、かなりの迫力を感じました。 |
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それにしても、平日という事で眉山も観光客が少なかったけど、この土柱は更に少なかったです。何しろ、自分が ここに滞在していた約40分の間、自分以外に1人も観光客が来なかったので! 駐車場周辺で観光客向けの 店が数店ありましたが、あれでは商売にならないですね。 土柱には遊歩道があり、土柱の頂上まで行けるそうなので途中まで行きましたが、列車の発車時間まであまり 余裕がなかったことと、大きな荷物を持っていてあの山道を登ることが困難だった為、途中で諦めました。 タクシー会社に電話をかけ、帰りのタクシーを呼びました。その間、高速バス利用者用の駐車場付近に居まし た。土柱のすぐ近くには徳島自動車道の阿波S.Aがあり、その中にバス停があるようです。時間があればS.A にも行ってみたかったです。 電話をかけてから20分後くらいにタクシーが来て、阿波山川駅へ。行きとは別の運転手だったんですが、その 運転手の話によると土柱の頂上までは車でも行けたそうで、「俺が行きに乗せてたら行ってあげたのに」と言って ました。上からも土柱を見てみたかった! 阿波山川発14:04の普通列車に乗り阿波池田へ。車内ではほとんど眠ってしまっていました。15:17に阿波 池田に着き、15:23発の特急「南風」13号に乗って高知へ(16:38着)。 高知に来たのは9年ぶりで、駅が高架化されてからは初めて来ました。自動改札だったことに驚きました! 完全非電化区間である高知駅が自動改札とは! 大都市周辺の武豊線や太多線は別として、高知のような地方 都市の非電化駅での自動改札は今の段階では珍しいと思います。 |
![]() 高知駅 |
ホテルへ荷物を置いて来てから高知の繁華街にある堺町バス停へ。この時間はもう高知駅前から桂浜へ行く バスが出てないため、駅から少し離れた堺町バス停まで行き、桂浜へ行きます。 予定では17:20にバスが出発するはずだったんですが、実際にバスが到着して出発した時刻は17:30頃でし た。そして途中、普通だったら大型車の通行も禁止されるような狭い道も通り、18時頃に桂浜に到着。この時季な のでまだ十分明るかったのですが、桂浜の観光施設や土産品店は全て閉まっていました。 まずは坂本竜馬像へ。砂浜に建っているようなイメージがあったんですが、実際は丘の上の林の中に建っていま した。 |
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その後、砂浜へ行って海水を触って、岩場の上にある展望台へ。沖合に貨物船のような船が停泊(?)してた のですが、あの船は一体何をやっていたのだろうか? |
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18:40発のバスで高知市街地に戻り、平仮名で行き先表示に「ごめん」と書かれた後免町行きの路面電車の 撮影を試みたけど上手く行かず、諦めて高知駅へ歩いて行きました。その途中の川で、南国ムード溢れる風景が あったので撮影。 |
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そして高知駅へ。高知駅へ行った最大の目的は、特急南風で高知駅に着く手前の後免駅で、バイキンマンの ヘッドマークの付いた普通列車を見たので、それを撮影したいと思ったのです。アンパンマンの引き立て役である バイキンマンのヘッドマークの列車なんてレアですからね! そしてホームで何本かの普通列車の到着を待ちま したが結局現れず、諦めて夕食を食べるために再び高知の繁華街へ。 アーケード街へ行くと、高知の郷土料理店が3軒まとまってあり、そのどこの店へ入るか店頭のショーケースを 見比べて迷った末、「とさ市場」という店に入りました。理由はうつぼのメニューに惹かれたからです。うつぼなん てまだ一度も食べたことがないし、精力もつきそうなので、食べてみたかったのです。そして注文したメニューは、 鯨にぎりとうつぼ丼定食(かつおのたたき付き)。初めてうつぼを食べた感想は、味は普通の白身魚で、歯応えが あって半生の煮魚のようでした。 |
![]() ![]() 鯨にぎり うつぼ丼定食 |
ホテルへ戻る途中、別のアーケード街で「よさこい祭り」の練習をしているグループがいて、もうすぐよさこい祭りの シーズンなんだなと実感しました。 |