4日目・7月2日(金) 高知−後免−奈半利−後免−琴平−岡山−名古屋−塩尻−自宅

 ホテルを6時半頃チェックアウトして、高知駅から7:03発の土讃線の上り普通列車に乗って後免着7:16、
7:18発の土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の列車に乗車しました。ごめん・なはり線は8年前の2002年に開業
したまだ新しい鉄道で、自分は今回初めて乗りました。新しい鉄道だけあり、線路のほとんどが高架区間で眺めが
良かったです。
8:22に終点の奈半利に到着。休日は鉄道ファンの姿も多いんだろうけど、この日は平日とあって自分以外に鉄道
ファンの姿は見ませんでした。ちなみに自分は“鉄道マニア”までは行かない“鉄道ファン”のレベルです。

 
            奈半利駅駅舎            ごめん・なはり線車両と奈半利駅マスコットなはりこちゃん
 折り返し、奈半利発8:54の列車に乗車。行きはロングシートで帰りはクロスシートに座ったのですが、この車両
のクロスシートは背もたれが高すぎて、窓側に座ると車両全体が見渡せないのが難点です。途中から通路側の
席にも人が座っていたので、今この列車がどの程度混んでいるのか、通路に立っている人が居るのかも分からな
い状態でした。


 10:01に後免に着き、10:20発の特急「南風」10号に乗車。11:45に琴平に到着。琴平といえば四国を代表
する観光地である金刀比羅宮(こんぴらさん)があるのでそれなりの人が下車すると思っていたら、下車したのは
自分1人だけでした。上り列車だったというのと、平日だったからだと思いますが。
コインロッカーへ荷物を入れて、いざ金刀比羅宮へ! 金刀比羅宮へは18年前に友達と2人で初詣で来てますが、
その時は時間の都合で本宮までは行けませんでした。今回は本宮はもちろん、更に上の奥社まで行くつもりで
ちょっとした登山気分で挑み、琴平では4時間の時間を取ってありました。
そして急な石段の参道を通って本宮へ。その前に、途中のうどん屋で昼食を食べました。この店のうどんも高松で
夜食べたうどんに引けを取らない美味しさでした。
うどんで腹ごしらえをして、いざ本宮へ。最初その方が楽だからと思いリュックを背負って行きましたが、あまりに急
な石段のため、ちょっとバランスを崩したらリュックの重み(といってもそれほどの重さではなかったが)で背中から
石段を転げ落ちて行きそうだったのと、背中が暑かったので、途中からリュックを片方の肩にだけ掛けて行きまし
た。途中で修学旅行か遠足で来ていた高校生の集団がいて、その中で脱落して他の生徒よりも大きく遅れて悲鳴
を上げている女子生徒もいました。

急な石段が続く参道

 うどん屋を出てから約20分で本宮に到着。お守りを買うのは帰りにして、少し休んでから奥社を目指しました。
 
金刀比羅宮本宮


本宮からの眺め

本宮から奥社までは階段はほとんどなく、ほとんどが山道でした。途中で2ヶ所に社があり、約20分で奥社へ。

奥社へ行く途中にある白峰神社

 
  奥社                             奥社からの眺め
奥社は小さなお社ですが、そんな奥社でもお守りを売っていて驚きました。
奥社で参拝と休憩をして、再び本宮へ。先程は高校生の集団が居たこともあり、写真もあまり撮れなかったので、
色んな角度から本宮の写真を撮影。お守りも買い、石段を下って琴平駅へ戻りました。琴平では4時間時間を取っ
ていましたが、乗る予定の列車までまだ1時間半あったので、1本早い列車で帰ることにしました。その結果、指定
席を取っていた「のぞみ」と「しなの」には乗らず、それより前の列車の自由席に乗ることに。
琴平駅のキヨスクでお土産を買い、琴平発14:48の特急「南風」16号に乗り、岡山着15:41。岡山駅でもお土産
を買い、16:14発の「のぞみ」40号の自由席に乗車。座れはしましたが、のぞみには自由席が3両しかないため、
デッキでは立っている人もいて、あまり落ち着きませんでした。新大阪からは更に混むのだろうかと思い、新大阪で
降りて「ひかり」に乗り換えて行くことにしました。
16:58に新大阪に着き、17:13発の「ひかり」526号に乗車。18:21に名古屋に着き、18:40発の「しなの」23
号に乗り、塩尻着20:32、20:46発の列車に乗り換え広丘へ行き、自宅には21時過ぎに着きました。

今回の旅行は梅雨シーズンの4日間の旅だったのにも拘わらず、傘は一度も使いませんでした。