2002年4月26日〜29日 山陰旅行

今回の旅の主な目的は、山陰地方の駅弁を食べる事、私の大好きな漫画「おれは直角」の舞台となった山口県
の萩市へ行く事、今となっては貴重な国鉄色塗装のディーゼル特急「いそかぜ」に乗る事、新しくなった高松駅
を見る事です。

[4月26日](金) 自宅−塩尻−名古屋

仕事を終え、夕食、入浴を済ましてから最寄駅発20:21の普通列車に乗って塩尻着20:25、20:32発の特
急しなの32号で名古屋を目指した。
夜で景色が見えないので早く寝たいのだが、検札がなかなか来ない! 普通上りの「しなの」だと塩尻を過ぎて
から来るのに。検札が済むまで落ち着いて眠れないではないか!
なかなか来ないので木曽福島を出てから眠ってしまったが、結局検札は来なかった。
仕事サボるなよ〜、車掌さん!

22:23に名古屋に到着、新幹線口にある名鉄ニューグランドホテルにチェックインした。
部屋に荷物を置いてから夜食と明日の朝食を買う為に、私の一番好きなコンビニであるミニストップへ行った。
途中にラーメン屋台があった。屋台のラーメンって食ってみたいな〜。博多の長浜の屋台で一度ラーメンを食
べたことはありますが、全体がビニールで覆われていたので、あまり屋台という感じがしなかった。
ミニストップで買い物を済ましてから、さっき気になったラーメン屋台に寄る事にした。
屋台のラーメンっていかにも美味そうだな〜。そして念願の屋台のラーメンが目の前に運ばれてきた。
800円のチャーシュー麺、ちょっと高いが果たしてお味の方は・・・。チャーシューはなかなか、麺はまあまあ、
そしてスープは・・・、あまり味がない・・・。

ホテルに戻ってスポーツニュースで野球の結果をチェック。私が家を出る前に見た時は2−1で勝っていたので
ドラゴンズの勝利を信じていたのだが、延長戦で負けてしまったらしい(涙)

[4月27日](土) 名古屋−岡山−出雲市−出雲大社−日御碕−松江

名古屋発6:41の「のぞみ」33号に乗り岡山着8:20、8:29発やくも3号に乗り出雲市着11:35。
本当は「スーパーやくも」に乗りたかったのですが、その時間はスーパーではなくて、ただの「やくも」でした。
古い車両だけに、飲料水が付いているのが嬉しいです。最近の特急は飲料水が付いてないんです。
少しでも飲み物代を浮かせたい私としては、飲料水が付いている昔の特急車両は有り難いです。

出雲市駅で「手打そば弁当」(1050円)を買い、さてどこで食べるか・・・。
これから乗る一畑電鉄の電車はオールロングシートなので、その車内では食べる気はしない。
JRの出雲市駅の待合室は部屋にはなってないので食べ辛い、一畑電鉄の出雲市駅に行ってみる事に。
JRの駅よりは人が少ないのでここで食っちゃえ! 多少は恥ずかしいが・・・。
周りの人の目を気にしながらも、写真まで撮ってしまいました。
かに寿しの部分はイマイチでしたが、そばは美味しかったです。


出雲市駅の手打ちそば弁当(1050円)

ところで、今回使用した切符は松江・出雲ゾーンの周遊きっぷです。JR以外にも一畑電鉄全線や、バスにも
乗れるのです。おまけにゾーン区間までの往復のコース(JR)は自由で、通常の運賃の2割引きなのです。

電鉄出雲市発12:10、川跡(乗り換え)12:19〜21、出雲大社前着12:32、出雲大社前駅に着く直前に
出雲大社の方に大きな大きな日の丸の旗が見えた。あんなデカイ国旗を見たのは初めてです。
駅のロッカーに荷物を入れてから出雲大社へ。出雲大社は3度目なのでザッと見て、ザッとお参りした。
参拝客のほとんどの人(特に年配者)は手を3回パンパンパンと叩いてお参りしていたが、私にはそこまでは
できなかった。

出雲大社のバス停から12:55発のバスに乗り、日御碕(ひのみさき)へ。(13:15着)
日御碕の最大の見物は日本一の高さを誇る日御碕灯台ですが、他にも船の底がガラス張りになっていて海中
の魚を見る事の出来るグラスボートなんかもありますが、今回は時間の都合でグラスボートは諦めた。
海岸や灯台の写真を撮ったり、断崖絶壁の岩場から恐る恐る下を覗きこんだりした後、いよいよ灯台へ。
今までいくつかの灯台を見てきたが、低くて「本当にこれが灯台?」っていうようなのだったり、コンクリート製の
だったりでしたが、この灯台は石で出来ていて、しかも高い! 絵に描いたような本物の灯台って感じです。
灯台としては日本一、石造りの灯台としては東洋一の高さだそうだ。(灯火までの高さ39m)
また、地震などの揺れに耐える為に外壁と内壁の二重構造になっているそうだ。この二重構造は日本独自の
製法だそうで、と言う事は、二重構造の灯台としては世界一の高さになるんですね。


日御碕灯台・・・石造りの美しい灯台です

この灯台は150円で中へ入れます。中へ入るときは靴を下駄箱へ入れ、長い長いらせん階段を上って上まで
行きます。最後の階段はかなり急でした。まるで松本城のように!
そして一番上まで行き外へ出ると、物凄い強風でした。体重74キロの私でも飛ばされそうなくらいの凄さ!
あまりの凄さだったのでデジカメでの撮影は諦め、普通のカメラのみの撮影にしました。
下へ降りて来ると、下はそれほど大した風ではなかった。

土産屋で梨のソフトクリームを買って食べ、14:39発のバスで再び出雲大社へ。(15:00)
腹が減っていたのでバスターミナル近くのそば屋でそばを食べてから、一畑電鉄の出雲大社前駅へ。
なかなか美味かったです。
出雲のそばは結構有名なんです。桃太郎電鉄をやったことのある人だったら知っていると思いますが(笑)
出雲大社前発15:42→川跡着15:53、発15:55→松江宍道湖温泉着16:43。
松江宍道湖温泉駅から本日の宿である松江ワシントンホテルまでは歩いて15分くらいかかった。(少し道に迷
った) このホテルからJRの松江駅までは徒歩10分ほどで、一畑電鉄の駅へ行くよりはやや近いです。
ホテルで少し休んでから駅弁を買いに松江駅まで歩いて行った。


松江市内を流れる大橋川

もう夕方という事で、売り切れている駅弁が多かった。
以前一度食べて美味しかった「大和しじみのもぐり寿し」(下の写真左)を買い、キヨスクでも買い物をした。
山陰名物の「どじょう掬いまんじゅう」に抹茶味やいちご味やチョコ味なんかも出ていた。抹茶味を食べたかった
が、まだ旅は2日残っているので買って帰るのも大変だし・・・。すると、4個入りのがあったので、これだったら
おやつとして今日中に食べれるからと思い買いました。(下の写真真ん中)
山陰は「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である水木しげる氏の出身地で、鬼太郎に因んだ土産品も数多くあります。
そのうちの1つのチーかま(下の写真右)を今夜のジュースのつまみとして買いました。

ホテルに戻って松江駅で買ってきた駅弁を食べ(夕食その1)、20時頃になってからホテルから徒歩2分くらい
の所にある、本に載っていた寿司屋へ行った。(夕食その2)
しかし、メニューがどこにも書いてない! 寿司屋に行き慣れてない私はネタの名前をよく知らないのです。
注文ができなくて困っていると店員さんが気付いてくれ、1500円、2000円、2500円の3つのコースがある事
を教えてくれ、2500円のコースを頼んだ。
下手に「タラコ」とか「明太子」とか「シャケ」なんて言ってしまったら恥をかいてしまうだろうし(笑)
寿司は大好きなんですが、1人で寿司屋に入るのは苦手です。

この日もドラゴンズが負けてしまいました。おまけにあのチームは勝ってしまうし・・・。

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