東海北陸道ドライブ・後編

 ガソリンが少なくなってきていたので高速に乗る前に入れて行こうと思っていたのですが、白川郷I.Cまでの間に唯一あった
ガソリンスタンドは進行方向右側でしかも信号機の近くで入りづらかったために断念。I.Cから少し遠くなってしまうけど、国道
156号でもう少し富山方面へ行ってみることに。するとしばらくガソリンスタンドなんかありそうもない山道になってきました。
その後、Uターンできそうな所も無かったため、このまま五箇山まで行って五箇山の合掌造り集落を見てから五箇山I.Cから
高速に乗ろうと考えました。また、ガソリンに関してもこんな山奥で入れても高いだろうと思い、当初の予定(この後氷見へ直
行)を変更し、氷見へ行った帰りに寄ろうと思っていた北陸道の小矢部川S.Aへ先に行って、小矢部I.Cで降りた時にガソリン
を入れようと思いました。

 途中、富山県南砺市五箇山の道の駅 上平へ寄り(12:19〜12:23)どんな感じの道の駅なのかザッと見て回り、
五箇山菅沼合掌集落へ。しかしこの時雨が降っていて(白川郷では降っていなかった)視界もあまり良くなかった事、駐車場
が有料だった事(白川郷も有料[1000円]だったが)、時間的にもあまり余裕が無かったため、五箇山の合掌造り集落は
車窓からチラッと見ただけで五箇山I.Cから東海北陸道に乗りました。

 12:40に城端S.Aに到着。城端S.Aはハイウェイオアシスが併設されているとはいえ、S.Aとしての施設はコンビニくらいで
ガソリンスタンドもレストランもスナックコーナーもありません。

車をハイウェイオアシスの方の駐車場へ移動させ、ハイウェイオアシスの売店へ。ハイウェイオアシスの方には売店の他、
レストランもあります。この売店で気になったご当地の和菓子とご当地のパンとおにぎりサイズの鱒寿司を買い、鱒寿司だけ
車の中で食べました。

 城端S.A&ハイウェイオアシスには16分滞在し12:56に出発。小矢部砺波J.C.Tで東海北陸道に別れを告げ、北陸道
上り線(金沢方面)へ。久しぶりの4車線区間の走行でした。
13:09に小矢部川S.Aの上り線側に到着。小矢部川S.Aの上り線側に寄るのは十数年ぶり、2回目もしくは3回目です。

 小矢部川S.Aの上り線側には10分滞在し13:19に出発。小矢部I.Cで一旦高速を降り、近くのガソリンスタンドで給油を
してから再び小矢部I.Cから高速に入り、今度は下り線(新潟方面)へ。小矢部川S.Aの下り線側には13:30に到着。
下り線側は上り線側よりも建物が新しくて綺麗でした。小矢部川S.Aでは上り側でも下り側でも全くお金を使いませんでした。

 小矢部川S.Aの下り線側には20分滞在し13:50に出発。小矢部砺波J.C.Tで能越道へ。能越道はNEXCOの管轄ではあ
りませんが、北陸道や東海北陸道からJ.C.Tで連結されていて、ETCも対応しています。しかも、途中で100キロ区間もあり
ました。途中で料金所があり、それ以降は無料の2車線区間でした。
氷見I.Cで能越道を降り、氷見の中心地を通り、その突き当り付近にある道の駅 氷見の駐車場と思われる駐車場に
14:23に到着。道の駅の駐車場にしては随分空いているなと思いながらも、眠かったのでまずは車内で仮眠を取ることに。
日が当たっていて少し暑い車内でしたが、そんな中でも約30分眠れました。
寝起きで少し寝ぼけた状態で道の駅の建物へ。その前にその隣のトイレに行ったのですが、トイレットペーパーが大便器の
中に3つほど浸っているなど「掃除やってるのか?」という状態で、とても道の駅のトイレには思えませんでした。
そして道の駅の建物に入ろうとすると閉まっていて張り紙がしてありました。どうやら、道の駅は橋を渡った400m先の場所に
移転しているそうです。

 旧道の駅の駐車場に車を停めたまま歩いて1kmほど離れたJR氷見駅へ。その途中で海を撮影。(高岡市方面)
約10分ほどで氷見駅に到着。しかし列車も停まっていなくて(列車が来るのは30分後くらいらしい)駅前も特に見るような
所が無かったので、駅舎の写真だけ撮ってすぐに引き返しました。

 駐車場に戻る前に氷見の中心地の『まんがロード』へ寄ってみることに。その前に、湊川沿いの桜が咲いていたので(五分
咲きくらい)、川沿いを少し散策してみました。

 それからまんがロードへ。氷見市は藤子不二雄Aの出身地で、まんがロードには忍者ハットリくんや喪黒福造など藤子
不二雄A作品のキャラクターの像が設置されています。

 旧道の駅の駐車場に停めてある車に戻り、車を現在の道の駅 氷見の駐車場へ移動(16:05)。腹が減っていたけど
暗くなる前に行っておいた方がいいと思い、まずは道路を挟んで海側にある展望台へ。

比美乃江大橋

七尾市方面

道の駅 氷見

 道の駅の施設の方に戻り、食事する店を選ぶことに。この道の駅には複数の飲食店があり、駐車場から展望台へ行く時
に横を通った回転寿司店も気になりましたが、この時はまだ空いていて、こんな空いている状態の回転寿司では回ってくる
寿司は乾燥して鮮度が落ちているだろうと思い、回転寿司店とは建物を挟んで反対側にある海鮮料理店で食べることに。
時間が16時過ぎという中途半端な時間だったせいか店は空いていて(道の駅自体はそれなりに賑わっている)、自分以外
には2,3組の客しかいませんでした。ちなみに自分としてはここで食べる食事はやや(かなり)遅い昼食のつもりです。
白川郷で12時前に食べた五平餅とみたらし団子、城端S.Aで13時前に食べたおにぎりサイズの鱒寿司は、氷見で海鮮
料理を食べるまでの「つなぎ」として食べたので。
そしてこの海鮮料理店で頼んだものは海鮮丼。富山湾はブリが有名なだけあり、ブリの刺身が一番美味しかったです。
その後、道の駅の中を見て回りお土産を買いました。この道の駅の中には沢山の店が入っていて、鮮魚店や温泉入浴施設
もあり、かなり楽しめる道の駅です。

 氷見には旧道の駅の駐車場に車を停めた時から合わせて2時間37分滞在し17:00に出発。
氷見I.Cから能越道、北陸道を経由し、18:04に有磯海S.Aに到着。すると、海の方の空が夕日で色付いていたので、
カメラを持って急いで展望台へ。ちょうど海に反射した夕日と観覧車が重なってとても綺麗でした。
ただちょっと残念なのは、ここで夕日が観れることを想定していなかったこともあり、どういう設定で撮るか考えていなかった
ため、一番上手く収まった写真の感度設定を失敗し、綺麗な色に撮れてなかった事です。比較的綺麗な色に撮れた写真は
どれも微妙にズレてしまっていて。
夕日の撮影を終え建物の中へ。売店でお土産を見て(何も買わなかったが)、あまり腹は減ってなかったがフードコートで
富山ブラックラーメンが気になったので食べました。

 有磯海S.Aには49分滞在し18:53に出発。途中、富山と新潟の県境付近で雨となり、糸魚川I.Cで高速を降り国道148号
を南下し、19:59に道の駅 小谷に到着。道の駅の売店といえば閉まるのが早く、17時とか18時くらいに閉まってしまう
所も多いのですが、道の駅 小谷は温泉入浴施設が併設されていることもあるためか、こんな山の中にあるにも拘らず
売店や食事処が21時まで営業していて有り難いです。と言ってもここでは全くお金を使ってないのですが。
ここの売店を見ていて気になった事が。それは、香川県産のみかんが売っていた事。四国でみかんといえば愛媛のイメージ
が圧倒的に強く、四国へ何回も行っている自分ですが愛媛県以外でみかん畑を見たことがありません。この時季(4月8日)
のみかんなのでハウスものだとは思いますが、そんな希少な香川県産のみかんが香川県から遠く離れた長野県のこんな
山奥の道の駅で売られていて意外に思いました。

 道の駅 小谷には11分滞在し20:10に出発。途中、霧で視界が悪い仁科3湖の近くを通り、大町市の中心地へ。そこか
らもう少し行った所から高瀬川沿いを通って安曇野I.C方面へ抜ける信号のない道路「北アルプスパノラマロード」を通って
行くつもりが、その入り口がよく分からず、結局国道147号を通って安曇野I.Cへ。自宅には21:45に着きました。
ここ数年の春のドライブと比べるとかなり早い時間帯の帰宅でした。


総走行距離:649.3km
行き(自宅−中津川−関−白川郷−小矢部−氷見)396.2km
帰り(氷見−糸魚川−小谷−安曇野−自宅)253.1km