伊豆ドライブ・後編

 『道の駅 開国下田みなと』を出てから約30分後の13:10に石廊崎の駐車場に到着。この駐車場は有料で、最初に500円
を払い中へ入りました。車内が暖まって伊豆急下田駅で買った駅弁が心配だったので、車内で駅弁を食べてから石廊崎の
先端へ向かいました。
駐車場から15分ほど歩くと灯台が見えました。その先にある岩壁へ!

岩壁の先端まで行ける遊歩道や岩の斜面に建てられた神社もあり、なかなか見応えのある場所でした。また、山の尾根上
には風力発電の風車が何基も見え、愛媛県の佐田岬半島を思い出しました。

 15分ほどかけて駐車場に戻り、14:00に石廊崎の駐車場を出発。次に寄る奥石廊崎の展望台まではすぐなのですが、
その途中の高台に展望台のような場所があったのですが、気付くのが遅れ行き過ぎてしまいましたが、そのすぐ先に奥石
廊崎の展望台があり、そこに車を停めました(14:06着)。石廊崎もかなり景色の良い景勝地でしたが、奥石廊崎もかなり
良かったです!
そして先ほど通過してきた高台にある展望台にも歩いて行ってきました。奥石廊崎展望台の駐車場からは徒歩数分の距離
です。
ここはかなりカップルを意識した展望スポットのようですが、そんなことは気にせず1人でも平気で行ってきました。

 奥石廊崎展望台を14:33に出発し、次の目的地である西伊豆を代表する観光地の堂ヶ島を目指しました。その途中、
南伊豆町の高台にある夕日ヶ丘休憩所に寄っていきました(14:56着)。ここは桜が満開でした。
喉が少し渇いていて、石廊崎で買った緑茶(〇鷹)がまだ残っていたのですが、冷たいのを飲みたかったので、ここでファン
〇レモンを買って飲みました。でも全部を飲み干すほど喉が渇いていなかったので、飲みかけのペットボトルが2本に…。
そこで、〇鷹とファン〇レモンを1本のペットボトルにまとめました。その混ぜて出来た緑茶レモンソーダーの味は微妙でし
た。失敗作の抹茶味の和菓子のような味とでもいうか。

 夕日ヶ丘休憩所を15:10に出発し、堂ヶ島を目指しました。ところで、西伊豆の海岸は切り立った断崖が多い地形なので
すが、そのため、海沿いの街では海抜数mの所を国道や県道が通っているのですが、その街と街の間の区間は峠越えの
ように標高数百mほどの所まで上り、それが何ヶ所もあるので結構大変でした。しかも伊豆市土肥より北の県道の区間は
道が狭く、直線距離ではそれほどの距離でもない区間でも予想外に時間がかかりました。

 そして車は堂ヶ島へ。駐車場を探しながら走っていたのですが、左側にあった駐車場は「遊覧船利用者用駐車場」と書い
てあり、遊覧船に乗るつもりはなかったのでその駐車場を通過すると、その後駐車場は見当たらず、堂ヶ島を過ぎてしまい
ました。
堂ヶ島に寄れなかった代わりにこの近辺の海岸へ寄りたいと思い、国道136号から細い道を少し入って行った所にある
浮島海岸へ(15:40着)。ここでトイレに行ってから観光案内看板を見ると、海沿いの遊歩道があったのでそこを歩いて
みたかったのですが、その場所から景勝地までは結構時間がかかりそうだったため、時間の都合で断念しました。
浮島海岸には8分滞在しただけで15:48に出発。次の目的地は西伊豆の北側に突き出た大瀬崎。ここで夕暮れ時の富士
山や海の写真を撮ろうと考えていたのですが、このまま行っても夕暮れ時には少し余裕がある事と、浮島海岸に8分滞在
しただけでは堂ヶ島に寄れなかった代わりにはなってなかったので、当初は時間の都合で寄る予定の無かった伊豆市土肥
にある恋人岬へ寄って行くことにしました。ちなみに旧土肥町は自分が30年近く住んでいた旧波田町(現松本市)と姉妹都
市だった所で、恋人岬の存在は以前から知っていました。

 浮島海岸を出てから17分ほど経った16:05に恋人岬の駐車場に到着。ここから遊歩道を10分ほど歩いた所に恋人岬の
展望台があります。
展望台から北側には天気が良ければ富士山が見えるのですが、天気はそれなりに良いのですが、残念ながら富士山は見
えませんでした。
 ここは名前の通り恋人たちの聖地なのでカップルが多かったですが、家族連れや男同士のグループもいて、少し安心しま
した。

 恋人岬の駐車場を16:38に出発し、次の目的地である大瀬崎を目指しました。しかし、先ほど触れたようにこの先の道
は狭い峠道が続き、結構大変でした。そして恋人岬を出てから53分後の17:31にようやく大瀬崎の有料駐車場に到着。
しかし富士山は見えず、夕焼けもあまり色付きそうな気配がありませんでした。
いずれにしてもこの場所からあまり良い写真が撮れそうもなかったので、この海岸から見えた県道沿いの高台にある展望
台へ行ってみることに。大瀬崎の有料駐車場を17:47に出て、県道沿いの高台にある大瀬崎の展望台には17:50に
到着。
しかし雲が多くて富士山は全く見えず、夕焼けもあまり期待できないと思い、ここからの夕暮れ時の写真を諦めて沼津へ
行くことに。予定ではこの後、沼津駅前に行ってネットカフェで仮眠を取り、疲れの取れた状態で帰路につこうと考え、夕飯
は沼津駅前でと考えていました。しかし大瀬崎での夕暮れ時の撮影がなくなり、予定よりも時間が早まったことで、せっかく
だから沼津港へ行って新鮮な海産物でも食べようと思いました。

 大瀬崎の展望台を18:01に出発し、県道17号線の海沿いの道路を走り沼津へ向かって走っていると、夕日の周辺で
意外と綺麗に夕焼けが色付いてきました。しかも大瀬崎では全く見えなかった富士山が頭の部分だけですが見えてきたの
です! どこかに車を停めて写真を撮りたいと思っていると、結局車を停める良い場所を見つけられないまま日が沈んでし
まいました。
ガソリンが少なくなってきたのでガソリンを入れて行こうと思い、左側にあるガソリンスタンドを探しながら沼津港を目指し、
一度沼津港を行き過ぎて突き当たってしまい、そこから少し戻った所のガソリンスタンドで給油してから沼津港の有料駐車
場へ(18:50)。沼津港には数年前に電車とバスを使って一度来たことがありますが、今回は夜という事で、営業している
店は僅かで昼間の賑わいはありませんでした。その数少ない営業している店の中の1つに入り、長野県内では食べること
が出来ないであろう、生しらすや生桜えびなどののった海鮮丼を食べました。

 沼津港の駐車場を19:32に出発し、沼津駅前を目指しました。しかし、沼津港からしばらく走っても「沼津駅」とか「沼津
市街地」という案内標識がなく、そのまま真っ直ぐ進んで行くと、どんどん山の中に入って行ってしまい、さすがに違うだろうと
思い引き返し、しかも駅前へ行って駐車場に車を停めようとすると、空いていた駐車スペースが車の大きさや角度的に停め
るのが困難な場所だったので諦め、その後他の駐車場に入ろうとしたけど進行方向反対側で対向車が多くて断念したりで
結局駅から数百m離れた駐車場に停めれたのは沼津港を出て37分後の20:09でした。
沼津駅に寄って駅の売店でお土産を見たけど買いたい物が無くて(下田の道の駅で買ったお土産だけでは物足りなかった
ので)、駅前のネットカフェへ。ここは仮眠を取ることが目的で利用したのですが、パソコンでネットをしたり雑誌を見たり、
食べ放題のソフトクリームを食べたりしました。ソフトクリームは最初に1回食べ、その後もう1回食べようとしたら調整中に
なっていて、この調整中の時間が長くてなかなか2回目が食べられませんでした。とりあえず寝て起きてからもう1回食べよう
と横になったのですが、昨夜あまり眠れていない上に長時間の運転でそれなりに疲れているはずなのになかなか眠れず、
結局ネットカフェでは一睡も出来ませんでした。それでも、眠ろうとして数十分は目を閉じていたので、多少は疲れが取れた
のではないかと思います。

 ネットカフェでもう1回ソフトクリームを食べてから店を出て、沼津駅前の駐車場を22:09に出発。当初の予定では、沼津
I.Cから東名高速に乗って御殿場I.Cで降り、あとは行きと同じルートで帰る予定でしたが、お土産をもう少し買いたくて、この
時間にお土産が買える場所といったら24時間営業のS.Aの売店くらいだと思い、新東名に乗って駿河湾沼津S.Aに寄って行
くことにしました。長泉沼津I.Cから新東名に入り、駿河湾沼津S.Aには22:35に到着。売店でお土産を買いました。
駿河湾沼津S.Aの下り線側に寄るのは今回が2回目だったのですが、前回は朝で今回は深夜で、何れも飲食店は牛タン屋
しかやっていませんでした。ちなみに前回はこのS.Aで朝食を食べていく予定でしたが、朝から牛タンなんて贅沢だし、別に
牛タンはこの地域の名物でもないと思うので、その次に寄った清水P.Aで朝食にしたのでした。今回は別に腹が減ってなか
ったので、最初からここで食べていく予定はありませんでした。

 駿河湾沼津S.Aを23:06に出発し、新清水I.Cで高速を降り、国道52号線を北へ走りました。夜中の長距離走行は昼間
よりも疲れやすく、増穂I.Cから中部横断道に入る前にどこかで休憩して行こうと思いました。しかも増穂から高速に乗ると
24時間営業のS.Aは諏訪湖くらいしかなく、諏訪湖まで行ったらほとんど帰って来たようなもので休んでもあまり意味があり
ません。国道52号線には道の駅がいくつかあるものの、こんな深夜に店は営業してないだろうし、そんな店の営業もしてな
い真っ暗で寂しい道の駅になど寄って行く気になれず、だったらコンビニに寄って行こうと思いました。そして増穂I.Cから
数km手前の富士川町のローソンに寄りました。(0:25着)
ここでトイレに寄り、栄養ドリンクと軽食を買って車内で飲食し、0:36に出発。増穂I.Cから中部横断道、中央道、長野道を
経由し、自宅には1:54に着きました。


総走行距離:618.6km
行き(自宅−一宮御坂−富士吉田−御殿場−伊豆スカイライン−下田)282.5km
帰り(下田−石廊崎−西伊豆−沼津−身延−増穂−自宅)336.1km