2004年10月23日
『パワーナイトエクスプレス』 長野 CLUB JUNK BOX

自分も出演するユーキ企画イベントとしては、初めての『あーた』抜きのイベント。そんな訳で不安でいっぱい!
・・・でもなかったです。初の『あーた』抜きイベントとは思えないほど普通に主催者としてやっていました。
自分が出演しないユーキ企画イベントとして、先月『スウィートメロディー』を企画した慣れのせいだろうか?
このイベントは数ヶ月前からPR活動をしていました。イベント開催直前の予想観客数は60〜70人程度と見て
いたのですが、実際は・・・。台風や地震の影響により、来てくれるはずだったお客さんの10人前後が来れなく
なったものと推測しています。

出演者紹介(出演順)

(1)ユーキ  今回のライブ会場である長野JUNK BOXで昨年12月に初企画&初ライブをやって以来の
”デビューの地”でのライブ。今回から登場テーマ曲を変更!
メンバー:ユーキ(ボーカル)

(2)ブチャメンヒーロー  昨年12月の『シャッフルエクスプレス』に出演したアコースティックユニット『すぱーく』
のメンバーだったマルさんが、『すぱーく』解散後に結成した新生バンド。
メンバー:マル(ボーカル&アコースティックギター)、ヒコ(ベース)、ボス(ドラム)、COZY(ギター)

(3)トキワ  今年度のアゲイン音楽祭グランプリ&平安堂ミュージシャンコンテスト準グランプリの女子高生
ギターデュオ。まだ高校2年生だがかなりの実力者で将来が楽しみ!
メンバー:(ボーカル&ギター)、このか(ボーカル&ギター)

(4)AKKA(アッカー)  脅威のアコースティックソロアーティストAKKAさんが、アコースティックイベントの『弾き
語りNIGHT』以外では初のJUNK BOXライブに挑む!
メンバー:AKKA(ボーカル&ギター&ハープ)

(5)Yo-Ryo(ヨーリョー)  前回の『シャッフルエクスプレス2号』から恒例になった(?)県外ゲストの第2弾!
地元の名古屋と東京でのワンマンライブも成功させているソロアーティスト。
メンバー:Yo-Ryo(ボーカル&アコースティックギター&エレキギター)

(6)スタートルガーデン  地元長野市の女性ドラムの3ピースバンド。今年6月に某ライブハウスでライブを見
て興奮!!それがきっかけでこのイベントに呼びました。隠れファンが結構多い!!
メンバー:フミオ(ギター&ボーカル)、オカダ(ベース)、ゆみこ(ドラム)


【会場入り、リハーサル】

自宅を午前11時半過ぎに出発し、近所のガソリンスタンドでガソリンを入れ、「すきや」で昼食を食べてから・・・
と思っていましたが、会場入り時間の13時まであまり時間がないので、高速道路のS.Aで食べていくことに。
「すきや」で食べて行っても時間的には変わらないのですが、早く高速に乗っておいた方が気分的に余裕が出
ると思ったからです。
塩尻北I.Cから高速に乗り、途中の梓川S.Aで昼食を!と思いましたが、そういえば梓川S.Aは現在改築中で
仮設の施設なので、次の姨捨S.Aへ寄って行くことに。姨捨S.Aのスナックコーナーでカツカレーを食べ、長野
I.Cで高速を降り、ライブ会場のCLUB JUNK BOXには13:10頃に到着しました。他の出演者はまだ誰も来て
いませんでした。トキワ以外の各出演者はそれぞれの都合で遅れて来るそうです。
そのうちトキワの2人が到着し、トキワからリハがスタート。続いて私がリハを終え、その直後にメンバーが揃っ
たスタートルガーデンがリハを開始。すると、会場の正面からある男性が歩いて来ました。Yo-Ryoさんです!
Yo-Ryoさんとは3年前にネットで知り合ったのですが、実際に会うのはこの日が初めてだったのです。Yo-Ryo
さんは裏の入り口が分からず、表から入ってきたそうです。
Yo-Ryoさんの車から荷物を運び出すのを手伝っていると、ブチャメンヒーローのメンバーが揃って会場入りす
るところでした。
Yo-Ryoさんがリハを始める準備をしている時、AKKAさんから電話がかかってきました。AKKAさんは台風が来
ると忙しくなる仕事をされていて、先日襲った台風ではかなりの被害が出ていたので、ここ数日は寝る暇もほと
んど無いほど忙しいのです。そんなAKKAさんからの電話の内容は、これから仕事場から直接会場へ行き、
時間的にぎりぎりになってしまう為、リハはやらないとの事でした。
Yo-Ryoさん、ブチャメンヒーローのリハが終了し、会場のオープンまであと20分くらいという時にAKKAさんが
到着しました。オープンまでまだ少し時間があったので、AKKAさんも軽くリハをすることになりました。

17時半になり会場がオープンしました。オープン直後、知り合いの人も何人か来て、オープン直後にしてはま
ずまずの出足だと思いました。しかしその後の客足がなかなか伸びませんでした。あまりスタート時間を遅らせ
ても最後の方の出演者に申し訳無いので、10分遅れの18:10スタートにすることをJUNK BOXのスタッフの
人に伝え、会場前でお客さんの集まり具合を気にしていました。
そんな18時ちょっと前の事です。突然向こうの方から数人の人がドタバタと走ってくるような音がしました。
「誰だよ〜、ビルの中なんだからもっと静かに走れよ〜!」と思っていると、ガタガタと揺れ出したのです!!
地震です!!JUNK BOXのある7階の下の6階は100円ショップになっているのですが、そこの商品が落ちる
のではないかという程、商品棚が激しく揺れていました。
その後、JUNK BOXのスタッフに、地震の為にスタート時間を18:30に遅らせることを告げられました。また、
ライブ中でも、余震があって危険と判断した場合には演奏をストップさせるという事も併せて言われました。


【ユーキのステージ】

[セットリスト]
・アナウンス
・登場曲(ツキホトトギスの『環状線すずめ』)
1.夢惑星
MC
2.明日への旅立ち
MC
3.鉄道おっくん
MC
4.また逢おうね
5.
MC
6、名古屋伝説

今回のライブでは登場前にアナウンスを流すということを初めてやってみました。喋り主は、飯田FMでパーソナ
リティの仕事をされている、アコースティックユニット『いちごあん』のギターの加藤修司さんです。1ヶ月ほど前
にメールで依頼し、MDに録音していただいたのです。そのアナウンスの内容は・・・

本日はユーキ企画イベント『パワーナイトエクスプレス』にご来場いただき誠に有り難うございます。このイベント
は、長野CLUB JUNK BOXご協力のもと、主催・株式会社ユーキプロダクション、共催・パワーナイトエクスプレ
ス実行委員会でお送り致します。
当イベントでのライブ中、出演者の歌や演奏を録音・録画することは「JASRAC」日本音楽著作権協会によって
禁止されています。これらの行為を発見した場合にはミニスカポリスによって現行犯逮捕しちゃうぞ♪
・・・というのは冗談で、当イベントで歌や演奏を録音・録画することは「YUSRAC」ユーキ音楽著作権協会によっ
て許可されております。
それでは、これよりパワーナイトエクスプレスを開催致します。
それでは本日のトップバッターを紹介致しましょう!このイベントのトップバッターです!ユーキの入場です!!

このアナウンスは私が加藤さんにメールで送った文章を加藤さんが一部アレンジしたものです。ちなみに、この
アナウンスの中でお客さんに一番ウケた部分は「ミニスカポリスによって現行犯逮捕しちゃうぞ♪」という部分
ですが、最後の「しちゃうぞ♪」は加藤さんのアレンジによるものです。

アナウンスの後にユーキの新登場曲である、名古屋の3ピースバンド『ツキホトトギス』(現在活動休止中)の
『環状線すずめ』が流れ、ユーキがステージに登場! 登場時の衣装もポイントだったのですが、いまいちウケ
ませんでした。
まずは1曲目の『夢惑星』。すると、この曲の1コーラス目のサビの部分で突然音楽(打ち込み音)をストップさ
れてしまいました。私は全く気付かなかったのですが、余震があったようです。数分後に1曲目をまた最初から
歌いました。この夢惑星は今回がライブで歌うのは3回目なのですが、3回とも振り付けが違うのです。今回の
振り付けも次回ライブで歌う時に使うかは微妙です。
2曲目は今回がライブ初披露となる『明日への旅立ち』。そして3曲目はユーキのライブでは一番人気のある
はずの『鉄道おっくん』!!しかし、全然盛り上がらない・・・。
その後、『また逢おうね』、『S』、『名古屋伝説』と歌うが、全然盛り上がらない・・・。
過去2回のユーキ企画イベントの1番手としてステージに立った時と比べ決して多くのお客さんは居ませんでし
たが、その中の何人かが私が歌っている時に外へ出て行ってしまって、内心かなりショックでした。
AKKAさん企画の『ルッパラ8』を含め、私の出演した過去3回のライブでは仲間内の人が盛り上げてくれ、それ
につられて他のお客さんも盛り上がってくれて、その結果私のステージが盛り上がったかのような錯覚に陥って
いましたが、今回は仲間内の人がほとんどいなくて、しかもライブそのものを見慣れていないトキワ絡みのお客
さんが多かったため、今回のユーキのライブは盛り上がり的にはとても寂しいものに感じました。
まだまだ歌にしても打ち込みにしてもパフォーマンスにしても実力不足だという事を痛感しました。特に低音部
分の声量の無さを実感しました。


【他の出演者のステージ】

ユーキに続く2番目の登場は『ブチャメンヒーロー』。しかし相変わらずお客さんが少ない・・・。こんなはずで
は・・・。
私としては今回のイベントで大勢のお客さんに来てもらう為に色んな所でPRしてきたつもりでした。それなのに
こんなに少ないなんてかなりショックでした。台風や地震の影響で来られなかった人も少なくはなかったようなの
ですが。
ブチャメンヒーローのステージの時は、「お客さんもっと来てくれ〜!」という気持ちと、「こんな寂しい中でライブ
させてしまって・・・」という申し訳ない気持ちでいっぱいで、決して楽しんで観ることはできませんでした。


[ブチャメンヒーロー]

3番目の登場は高校2年生の女性2人組の『トキワ』。トキワは地元長野市のユニットということもあり、お友達
など多くのお客さんが来てくれました。
しかしこの時の私も複雑な心境でした。本当は主催者の自分がもっとお客さんを呼ばなくてはいけないのに、
他の出演者のお客さんに頼ってしまって・・・。


[トキワ]

続いての登場はAKKAさん。私のシュミレーションでは、もっと多くのお客さんの前にAKKAさんが登場し、AKKA
さんにとってJUNK BOXでの初オールスタンディングライブを盛大に!となるはずだったのですが。
確かにAKKAさんのライブは盛り上がりましたが、お客さんの数的には寂しいステージでした。
AKKAさんは最初の1曲を歌うと、もう終わりだと言ってステージを去ってしまいました。するとアンコールに応え
(笑)、いつもの登場テーマ曲に乗って再び登場しました。その時にAKKAさんは私のステージ衣装を着て登場!
アンコール(?)では5曲を歌い、結局計6曲を歌いました。


[AKKA]

続いての登場は名古屋からのゲストのYo-Ryoさん。1曲目の出だしから持ち前のハイトーンボイスを披露!!
Yo-Ryoさんの歌を生で聴いたのは初めてでしたが、その歌唱力に圧倒されてしまいました。決して多くないお客
さんを魅了していて、私も歌でお客さんを魅了できるようにもっともっと練習しなくてはいけないなと、とても良い
刺激を受けました。
Yo-Ryoさんのライブスタイルは、1曲目と最後の曲(6曲目)はアコースティックギターのみ、それ以外の曲は
エレキギターに打ち込み音でした。
※都合により、Yo-Ryoさんの画像の公開は終了させていただきました。

そしてこのイベントのトリを務めてくれたのは、地元長野市のバンド『スタートルガーデン』。時間はもう22時を
過ぎていて、他の出演者目当てのお客さんの多くは帰ってしまってました。それでも演奏の方は素晴らしかった
です。
MCでギター&ボーカルのフミオさんが「地震で新幹線が脱線したそうで」と言っていて、私は「そっ、それはとん
でもない事だぞ!!」と思いました。新幹線が走行中に脱線なんかしてしまったら多数の負傷者が出る大惨事
になるものと思ったからです。しかし家に帰ってから負傷者が出なかったと知り、奇跡だと思いました。


[スタートルガーデン]

ライブ終了後、ソロ出演ながらギター(3本)や機材など物凄い量の荷物のあったYo-Ryoさんの荷物運搬を手伝
い駐車場まで行くと、1人の男性に声をかけられました。するとサインして欲しいと言うのです。私と一緒に居た
Yo-Ryoさんのサインだけだと思ったら、私にもサインして欲しいと言うのです。私はライブ4回目ですが、サイン
を頼まれたのはこれが初めてでした。

今回のイベントでの入場者数は47人でした。人数的にはめちゃめちゃ少ないという訳ではないかもしれません
が、出演者によってお客さんが分散してしまい、40人以上のお客さんが同時にホール内に居るという事はあり
ませんでした。
今回のイベントは、お客さんの数、自分のステージでの盛り上がり共に、とても満足できるものではなく、悔しい
思いをしました。次回の企画では今回のリベンジが出来るように頑張ります!!